「ニードフォースピード(2015)」ちょっとした感想
ここ最近セールで80%オフで購入した「ニードフォースピード」をやってみました。
発売当初から好きなシリーズというだけあって気になってはいたのでちょっと期待してプレイしてました。
正直なところあまり期待すべきじゃなかった...むしろ期待外れ
レースゲームとしてはよくできたゲームだと感じます。走っていて気持ちが良いのはもちろんですが、コース含め雨の降る夜という舞台そのものがゲームの雰囲気を最高潮に持っていってくれてそこに自身の車の写真を撮るというのはもう最高に楽しいですよ。
レースゲームとしての面白さに含め、このゲームの1番楽しいところは車のカスタマイズでしょう。車のカスタマイズは車のパフォーマンスを高める中身のカスタムとスポイラーやボンネットといった外見のカスタムがあります。これらのカスタマイズは大抵難しそうなイメージがありますけど特に難しいなと思うことはなく、中身のカスタムはグレードというものが設定されていてそのグレードの高いものを購入することで車のパフォーマンス能力が高まり、外見のカスタムは自分がカスタムしたい部分にポインターを合わせるだけで選択できるので車に詳しくない人でも好きなように直感的にカスタムすることができ、簡単にモンスターマシンを作ることができるのはすごい親切だなと思いました。
じゃあなぜ期待外れだったのか?
それはゲームシステムそのものです。
今作にはREPというレベルが存在しており、これはドリフトなどの技を見せたり、レースを完走したりなどアクションを行うことによって経験値がたまります。これがレベルアップすると車のカスタマイズアイテムとカスタマイズできるパーツそのものがアンロックされます。ということはゲームを進めないと今作で最も面白いパートがプレイできないということです。尚且つそのおかげでゲームプレイそのものが作業に感じられてしまったのが個人的に残念。
そしてこれが個人的にくそ仕様でしかないなと思ったのですが、「仲間からの連絡」です。今作には主人公であるプレイヤーに何人かがミッションとして電話で連絡をくれるのですが、この連絡がいつでも問答無用でかけてくる!!!!
仮にシリアスなゲームパート中に突電電話が鳴って、応答するやいなや「よぉ!なぁなぁこれからすげえやつとレースするんだ!!!一緒にどうよ?」なんて言ってくるんですから高揚したテンションが削がれてしまう。この電話のおかげで私はそっとゲームの電源落としましたね。
レースゲームとしてお勧めしたいとまではいきませんでしたが、良いゲームだと思います。ですがゲームそのものとしては個人的に二度と起動することはないでしょう。